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違い知ってる?歌舞伎揚げとぼんち揚げの味や由来など比べてみた

歌舞伎揚げとぼんち揚げは、見た目がそっくりな揚げせんべい。

「何が違うの?」と思う人も多いのではないでしょうか。

実際、パッケージが違うだけで中身の見た目が似ていると、同じような商品?と思ってしまいがちですよね。

でも実は、歌舞伎揚げとぼんち揚げは全く違う商品なんです!

そこでこの記事では、歌舞伎揚げとぼんち揚げの違いについて味や由来、販売場所などについて比較してまとめました。

歌舞伎揚げとぼんち揚げの違いは3つ

揚げせんべいイメージ

歌舞伎揚げとぼんち揚げの違いは、大きく3つあります。

  • 製造会社と商品由来
  • 販売地域

この3つの違いについて、一つずつ詳しく見ていきましょう。

違いが分かれば、これからどっちを買おうか迷った時の判断基準になると思いますよ♪

製造会社と商品の由来

一つ目の違いは「製造会社」です。

それぞれの製造会社による違いを見ていきましょう。

歌舞伎揚げ

歌舞伎揚げの製造会社は「株式会社 天乃屋」です。
天乃屋は東京都武蔵村山市に本社を構え、東京都、岩手県、福島県に合計4つの工場を構えています。

天乃屋の作る歌舞伎揚げは、1960年代に発売が開始されています。

歌舞伎揚げという名前の通り、天乃屋の作る歌舞伎揚げには日本伝統文化である歌舞伎を伝えたいという思いが込められています。

せんべいの放送袋に歌舞伎で使用されております定式幕[縦帳](萌葱・柿・黒の三色で構成されている一番代表的な幕)の模様を取入れ、せんべいの一枚一枚にも歌舞伎の家紋をデザインしたものを刻印し『歌舞伎揚』と命名致しました。

引用元:天乃屋公式サイト
歌舞伎揚げには模様が描かれていたんですね!食べるときは是非、どんな模様が描かれているか注目してみるといいかもしれませんね!

ぼんち揚げ

ぼんち揚げの製造会社は「ぼんち株式会社」です。

ぼんち株式会社は大阪府大阪市に本社を構え、兵庫県、埼玉県、山形県に合計5つの工場を構えています。

ぼんち揚げも歌舞伎揚げ同様に、1960年代に発売が開始されています

地元の同業者に対抗するために、大阪ではまだ馴染みのなかった揚げせんべいにチャレンジしようと、販売を始めました。

ぼんち揚げのぼんちとは、当時週刊新潮でベストセラーとなっていた「ぼんち」という作品からとったそうです。

この「ぼんち揚」と名前は、昭和38年ごろ、大阪の生んだ作家、山崎豊子の『大阪もの』第三作である『ぼんち』のあとがきの中に【根性がすわり、地に足がついたスケールの大きな『ぼんぼん』例え放蕩を重ねても、ぴしりと帳尻のあった遊び方をする男が『ぼんち』である。】とあるのを読んだ創業者竹馬が大阪で生まれた揚げせんべいであることから「ぼんち揚」と命名しようとひらめいたことがきっかけです。

引用元:ぼんち株式会社公式サイト
大阪ならではの、人間味を感じさせる由来ですね

歌舞伎揚げも、ぼんち揚げも同じ時代に誕生していましたが、生まれた経緯や込められている思いは違いました。

では、次に販売場所の違いについて見ていきましょう。

販売地域

二つ目の違いは、販売地域です。

先程比べた通り、歌舞伎揚げは東京生まれ、ぼんち揚げは大阪生まれとなっています。

そのため、販売されている地域にも偏りがあります。

歌舞伎揚げは東日本、ぼんち揚げは西日本で主に販売されています。

「揚げせんべいといえば何?」という話題で、東日本出身か西日本出身かが分かるかもしれませんね。

では最後に、気になる味の違いはどうなのでしょう?

味の違い

どちらも見た目はそっくりの揚げせんべいですが、味の違いはあるのでしょうか?

それぞれのメーカーの商品紹介を調べてみました。

  • 歌舞伎揚げ…秘伝の甘口しょうゆタレで味付け
  • ぼんち揚げ…関西風のほんのり甘い淡口醤油で味付け
まさに、関東は濃い口・関西は薄味という好みを反映しているようですね

また、原材料名を見ると歌舞伎揚げは醤油と砂糖がメインの味の構成ですが、ぼんち揚げには「かつおだし粉末」と「昆布だし」が入っていました。

ちなみに、関東では鰹節の出汁が好まれ、関西では昆布だしの傾向が強いと言われています。

このことからも、ぼんち揚げはより関西人好みの味付けに作られていると言えるでしょう。

歌舞伎揚げとぼんち揚げの3つの違いを見てきましたが、どちらの方が好まれているのでしょうか?

どっちが好き?美味しい?みんなの口コミ

歌舞伎揚げとぼんち揚げ、どちらが好きかを調査した結果がありました。

Jタウン研究所が800人以上を対象としたアンケート調査結果によると、ぼんち揚げを支持する人が41%、歌舞伎揚げを支持する人が55%でした。

支持者のいるエリアには傾向があり、歌舞伎揚げ支持者は東日本、ぼんち揚げ支持者は西日本が多くなっていました。

そもそも売っている地域に偏りがあるので、「東は歌舞伎揚げ、西はぼんち揚げ」のような結果になったとも考えられますが、しっかり地域に根付いた商品であるとも言えますね。

どちらも食べて比較するのは難しいので、それぞれの口コミを見てみましょう。

口コミを見ると、歌舞伎揚派とぼんち揚げ派は拮抗しているように見えますが、どちらも食べたことがある人は少ないようでした。

そのため、馴染みのある味の方が美味しいと感じる傾向が高いかもしれません。

また、歌舞伎揚もぼんち揚げも、まずいという評価はなく、美味しいという口コミばかりでした。

つまり、歌舞伎揚もぼんち揚げも優劣つけがたいほど、どちらも美味しいようですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、歌舞伎揚とぼんち揚げの違いについてまとめてみました。

どちらも同じ揚げせんべいですが、歌舞伎揚は日本伝統を広めたい思いから生まれた東京発祥の商品で、ぼんち揚げは揚げせんべいを広めたい思いから大阪で生まれた商品でした。

そのため、味付けが歌舞伎揚は濃い味の甘口醤油ベースで、ぼんち揚げは関西陣が好む淡口醤油で出汁の味をきかせています。

歌舞伎揚は東日本で、ぼんち揚げは西日本で主に販売されているので、どちらも食べることが難しいようです。

似ているようで意外と違う商品なので、是非手に入れる事が出来た際は食べ比べてみてはいかがでしょうか?

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